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海老沢と申します。よろしくお願いいたします。

何を指針にキャリアをデザインすればということですが、まずご自身は現在どのようにお考えですか？
待遇が良い、所得が良いというところがメインでしょうか？

収入はもちろん大事ではあります。
ただ、収入にこだわるあまり、自分が何をやっているのかわからなくなるということもあります。
年収が高ければそれで良いというのも一つの考え方です、
年収よりもそこでの自分の働き方や、やるべきこと、夢は何なのかということを考えるのも一つです。

まずはご自身で将来に向かって、自分は何を大切にしていきたいのか
そこを見つめることからだと思います。

AOKIさん
セグパパ・勢口と申します。

２０代後半で業界を含めた将来のキャリアデザインを考えておられ、素晴らしいですね。

さて、「何を指針にキャリアデザインをすればよいか」、迷っておられるとのことですので、
先ずは、AOKIさんが理想とされる「キャリアデザイン」、
そして「人生」というものがどういうものなのかを教えていただけますでしょうか？

それによって、話を進める方向性が変わってくるのですが、今の文面だけで判断しますと、
「業界による所得の差」とか「満足いく待遇」というような外的要素に焦点を当てておられるように見受けられます。

確かにそれも大事な要素ではあるのですが、私としては、
先ずは「ご自分がどうありたいのか？　どうなりたいのか？　どんな人生をおくりたいのか？」という
ご自分のありたい姿というものを、明確に認識されることも大事なのかなと思います。

その意味で、
・現在お勤めのJTCという会社を選ばれた理由、
・そして今その会社の中で現在、担当されている業務の内容
を教えていただけますでしょうか？

特に「仕事内容自体は好きだ」と言われている点について、
それが、どのような業務であり、それが何故好きなのか、
また、その仕事の中でのAOKIさんの強みは何であり
それらがAOKIさんにとってどんな価値があるものなのかを教えていただけますでしょうか？

私はAOKIさんが求めておられるキャリアデザインにおいては、
「業界による所得の差」とか「満足いく待遇」というような外的要素もさることながら
「ご自分がどうなりたいのか、どんな仕事が好きなのか、
それを一生の仕事にしたいのか」等のAOKIさんご自身の内的要素も大事だと思っております。

それを踏まえた上で、AOKIさんがいわれている外的要素を考えていきたいと思いますが、
今後は、ＶＵＣＡと称されるように、「変動」「不確実」「複雑」「曖昧」な世界に突入しますので、
今、景気が良い業種、業種でも、いつ何時どのように変化するかは誰もわからないと思います。

その意味では、変化する外界に依存するよりも(相対値)、
外界がどう変わっても、「自分自身がこうありたい」、「これだけは変えたくない」
「自分には人に負けないこれがある」というような「絶対値」をしっかりと見極めておくことが
将来のことをキャリアデザインを考える場合に基礎になると考えます。

ということですので、先ずは上記の点を、「自問自答」し、「整理」していただければ、
何かの方向性が見えてくるのではないかと思います。